すっぴんのまちを見せる勇気（2014年第6回）

「長崎さるく」から学ぼう

６月の講義には、２００６年に長崎市で開かれた日本初の「まちを歩くだけ」の博覧会「長崎さるく博」をプロデュースし、大成功に導いた茶谷幸治さんをお招きします。

パビリオンや集客イベントに頼らずに、市民自身がまちの見所をガイドする――。「長崎さるく博」は、市民が中心となってコンセプトを練り上げました。一方では集客力や「まちを歩くことの意味」への疑問も根強く、不安いっぱいの船出でした。

しかし蓋を開けてみれば大成功。集客力だけでなく、案内する市民たちの意識を深化させる力もありました。

日本中の観光/まちづくりに衝撃をもたらした「長崎さるく博」だけでなく、「アーバンリゾートフェア」や「神戸ルミナリエ」など、神戸にも深く関わった茶谷さんから学ぶことは、きっと多いはず。

神戸の観光・イベントを考える、全ての方に贈ります。
（※ 講義の前に、講師を交えて参加者が本を紹介しあうプレイベント「モト大ライブラリー」を開催します。18時40分～55分までの開催ですので、ご参加希望の方は紹介したい本をもって、時間厳守でお集まり下さい。本を寄贈するかどうかは自由です。）